体験したことが無いものを理解しろと言うのは親でも子でも困難。早く気が付けばよかった。

Schoolについて

歳をとると馬鹿になるのか?

今日の授業でいつも明るいKさんが若干うつむき加減で仰います。

家族のものに話すと、時々、こんな事も昔の様に出来なくなって~

私が馬鹿になってしまったのではないかと・・・

辛く思ってしまう時が最近あると言うお話です。

 

 

 

 

 

Kさんは、パソコン教室を自宅で始めてた時にも

10年以上続けていたカルチャーのパソコン教室にも

来ていただいていました。

今通っておられるコーラスでもパソコンが出来るのは彼女だけ

住所録も広告も私が事務的なお手紙も

作って来たと仰います。

今夏にも新しいパソコンを購入して、

田舎にいちゃいけんという話で、

広島駅北口の単身マンションに最近お住まいです。

(写真はイメージ図)

そこからは、いつもタクシーでいらっしゃってくださいます。

ちなみにうちの88歳の母親もタクシーで

病院に通うのが日課です( ;∀;)

最近私のところへ通って来られた21歳の男の子の話をしました。

1年間とてもまじめに通って来てくれました。

学生時代に学校が嫌になって

勉強もあまり好きではなかったのだけど、

おばあちゃんMさんがパソコンで海外旅行やら単身旅行の

動画を作って楽しんでいるのを見て、

僕も勉強してみたくなったと

来てくれていました。

1年で3つのMicrosoftの試験にも合格して

後、2つという所まで来ましたが

1年間ですべてが出来なかった理由を挙げて

LINEのやり取りで辞めてしまったという事も

ありました。

これ、ゆとり世代ですね。(これについてはここにZ世代に

書いておりますのでご参考までに。)

さてと、

Z世代は、ガラケーという携帯を知りません。

見たことも触ったことも無いので仕方がない・・・

しかし、生まれた時からスマートフォンがあったので

それは見て、触って

親しんでいるので、当然の事ながら得意に使いこなせます。

(当たり前です!)

ある日の授業です。「収穫祭」って何ですか?

って聞かれました。WORDの広告作りでその文言が

彼にヒットしました。

ハローウィンって知ってるでしょう。カボチャの置物やらお化けなんかでにぎわう。

そう、あれはね、外国でも野菜や果物が沢山できる

お祝いのパーティーなワケ!!

日本でもお米が採れる、収穫できるお祝いの習慣があってね。

お百姓さんが喜んでお祭りをしたりして

お祝いする事なんよ~と話したのです。

そんな楽しい授業は一年間で、Mさんが孫に私が

授業を止めない様に、説得しても良いかとLINEが来ましたが

それはやめておいてくださいってお話しました。

馬を水辺に連れて行くことは出来ても、馬に水を飲ませる事は出来ない。

(自分の子だとそうはいかない( ;∀;)感情的になる!!し

これもおばあちゃんとお孫さんだから上手く話が出来ているって話。)

いつか、大人になってあの時はあれをやっていて役に立ったと思ってくれたら嬉しいです。

さて、彼らがスマートフォンなど、サクサク使えては当たり前

なぜなら生まれた時から触ってきているから。

反対に私たちが

追いつかないのもあたり前、

私たちの時代にそんなものは無かった。

しかるるに馬鹿になったのではなく

歳相応にできる事、覚える事が時間がかかるの様になったのは仕方ない。

昇降階段をゆっくりでも

現状維持でも

持続させるには時間がかかるようになりました。

しかし、経験したことは必然、無駄ではない事を若者に

100回に2回ぐらいはここぞという時には声を高く言っても良いのではないか!

って思います。

私は言い過ぎて失敗だらけだった。反省。(笑笑)

生きて来た経験した智慧を使って

私たちにしか出来ない事をやりましょうよ。

 

あなた達が経験した事が無い体験を知っているのだ!!

Kさんにはパワーポイントを使って写真の整理と動画を作ってもらっています。

今、2作目(家族旅行に次ぐご長男家族の最近の写真)

それぞれ、子供、孫家族と、旅行の思い出の写真をまとめています。

もちろん90歳の彼女には

プレゼンテーションてなんね!!(なんのことやら!!)

この”P”をクリックして写真を入れて

タイトル入れて紙芝居を作ってくださいね。

と言っているのでパワーポイントを扱っているなんてこれっぽっちも

知らないのだけど、

出来てっているのでいいじゃん!って思っています。

 

分からない!出来ない!って思い込みはそもそも無いものなのです。

囚われの心は、本当に私にとっても厄介なこころの整理術です・・・

 

 

60歳なんて、まだまだ青春真っただ中と言ってくれる!!

有難うKさん!!

まだまだ素晴らしい人生は続く・・・。

コメント