人間愛に完結していた。
しかも、役者が皆好きな好敵手ばかり・・・
キャストは皆、魅力的な人ばかりで
それだけでも、映画を見に行きたいと思わせる…
ゴジラと言う巨大虚像物が戦後の痛手に更に追い打ちをかける
都市を破壊する中で、闘ってきた苦悩の清算に―
人間の覚悟と本来の幸せを取り戻して行く。
しかし、それは、水面下では人間が驕り、
本当に大切なものが見れなかった時の警鐘として
又、その虚像は蘇えるのではないかとラスト。
VFX指揮の山崎貴監督の采配は、やはり秀逸だった。
『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005)では、
心温まる人情や活気、空気感を持つ昭和の街並みをVFXで表現し話題になり、
第29回アカデミー賞最優秀作品賞・監督賞など12部門を受賞。
懐かしく思い出す・・・
銀座の街でゴジラから逃げる人々の中に大好きな俳優さんが!
今回、あっと驚く人もいた!
橋爪功氏がいた!のを見逃すはずがないが
最後のテロップにもいなくて・・・
映画は、俯瞰していろいろな自分の内面をみるように
思考が動くのだが、
最後は感動が一体となった。
ありがとう。
『ゴジラ-1.0』
アメリカでの映画公開は12月1日から
どの様な反響があるのかを知る楽しみである。
又、会うまで。
自分の心の調和を求めるには
清算し、覚悟が必要であることに間違いはない。
他が為に・・・
家族、大切な人のために覚悟が要る事。
クライマックスに心にドカンと響き渡り
感動を2転3転と盛り上げてゴジラは終わった。
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