病院での待ち時間が変わる?スマホ活用術をご紹介
~安佐市民病院の例から~
皆さん、こんにちは!いつもスマホ教室にご参加いただきありがとうございます。
さて、皆さんは病院へ行ったとき、「待ち時間が長いなあ」「次はどこへ行けばいいんだろう?」と困った経験はありませんか?大きな病院だと、受付や会計、診察室の場所が分からなくて迷ってしまうこともありますよね。
実は最近、そんな病院での「困った」を解決してくれる、スマートフォンの便利な使い方があるんです。
今回は、広島市立北部医療センター安佐市民病院で使われている「LifeMark-コンシェルジュ(ライフマーク・コンシェルジュ)」というアプリを例に、病院でのスマホ活用についてご紹介しますね。
安佐市民病院では、スマホが「案内係」に!
安佐市民病院では、この「LifeMark-コンシェルジュ」というアプリを導入しています。これは、一言でいうと「病院内でのあなたの専属案内係」のようなものです。
具体的にどんなことができるか見てみましょう。
*予約前日に通知が来ます:予約票をなくしてもスマホで日付や注意事項の確認ができます。
* 受付がスムーズに: 病院に着いたら、アプリを使って「来ましたよ」という受付(チェックイン)が簡単にできます。再来受付機に並ぶ手間が省けることもあります。
*
* 呼び出しをスマホでお知らせ: 診察や検査の順番が近づくと、「〇〇番の方、△△診察室へどうぞ」といった呼び出しが、お手持ちのスマホに通知で届きます。これなら、待合室でずっと電光掲示板とにらめっこしていなくても大丈夫。病院内の広場やで少しリラックスして待つこともできます。
*スマホを持たない家族(高齢者.子ども)も付き添いの家族がアカウントを登録して管理できます。
安佐市民病院にはない「LifeMark-コンシェルジュ」の機能
* 会計も待たずに: 診察が終わった後の会計も、アプリで通知が来るので、会計窓口の前で長く待つ必要がありません。支払いができるようになったらスマホが教えてくれます。(※支払い機能自体がアプリ内で完結するかは病院によります)
* お薬の準備完了もお知らせ: 院内の薬局でお薬をもらう場合、お薬の準備ができたらスマホに通知が来る機能もあります。
このように、「LifeMark-コンシェルジュ」を使うことで、受付から診察、会計、お薬の受け取りまで、病院での一連の流れがとてもスムーズになるんです。待ち時間のイライラや、次に何をすればいいか分からない不安が、ぐっと減ると思いませんか?
他の病院でも広がるスマホ活用
実は、このような便利なシステムは、安佐市民病院だけでなく、近県の大きな病院でも導入が進んでいます。
例えば、
* 岡山大学病院
* 福岡大学病院
* 九州大学病院
といった病院でも、安佐市民病院で使われている「LifeMark-コンシェルジュ」と同様の目的を持つシステム(同じ名前の場合も、病院独自のアプリの場合もあります)が使われています。
これらの病院でも、基本的な機能は似ています。
* 診察や検査の順番・呼び出し通知
* 院内案内(ナビゲーション)
* 会計のお知らせ
など、患者さんが病院内でより快適に、そして効率的に過ごせるような工夫がされています。細かい機能や画面のデザインは病院ごとに少し違うかもしれませんが、「スマホを使って病院での待ち時間や移動の負担を減らす」という目的は共通しています。
このように、大学病院のような大きな医療機関を中心に、スマホアプリを使った患者さん向けのサービスは、これからのスタンダードになっていくかもしれませんね。
これからの病院とスマホ
いかがでしたか?「病院でスマホなんて難しそう…」と思っていた方も、こんなに便利な使い方ができるなら、試してみたくなったのではないでしょうか。
もちろん、すべての病院で今すぐ使えるわけではありませんし、アプリの操作に慣れが必要な部分もあるかもしれません。でも、
* 待ち時間のストレスが減る
* 広い院内で迷いにくくなる
* 自分の順番を気にせず、少し自由に時間を使える
といったメリットは、とても大きいですよね。
もし皆さんが通われている病院や、これから行く予定の病院が、このようなアプリを導入していたら、ぜひ使い方を覚えて活用してみてください。私たちスマホ教室でも、もしご要望があれば、こうしたアプリの使い方についても一緒に学んでいけたらと思っています。
スマートフォンの便利な機能は、私たちの暮らしの様々な場面で役立ちます。病院での利用も、その一つ。ぜひ、新しい使い方を覚えて、日々の生活をより快適にしていきましょうね!
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